![]() | 建て方の取材に引き続き、竣工後2ヶ月生活を始められた上尾の木の家に、ご家族の木の家の生活の様子などを伺うために「日本の木のいえ情報ナビ」の取材が行われました。 ご家族も引越し後、多少は落ち着かれたご様子でした。秋雨の季節で久しぶりの好天ということもあって、格子壁から漏れる光の感じをよく体感できました。 カメラマンの石山さんの「光がこだまする」とい表現がとても気に入りました。これは、撮影する側にとっては、とても厄介なことという意味です。格子壁を通して入ってくる光が刻々と変化し、光の反射の状態が安定することないために、映像を扱うプロとしてはうまくない状況であったようです。 |
ちょうど木陰にいるように光に斑が生じていることに似ているとのこと。 外の光の変化を室内に取り込みたいという意図を持って計画したものとしては、まさに意を得た表現としてうれしく思いました。 太陽光の入射角も下がってきましたから、室内の奥にまで差込む光の変化を楽しむことも大いに期待できるでしょう。 工事中のあの夏の光はとても厳しかったですが、格子がうまく遮る時間帯があることも実際にその効果として確認できましたが、これからは光をたくさん取り込みたくなる季節です。 夕方、陽の落ちる時間も早くなり、今度は格子から外に漏れる生活の光が町にやわらかく灯ります。 |



[2010.10.23]
先日は、お疲れさまでした。
天気にも恵まれ、ピンポイントで取材日和でしたね。
格子壁の光の感じも体感いただけたのではないでしょうか。
映像を楽しみにしています。
ありがとうございました。