2010年03月29日

棟が上がってホッと一息の時・・・大黒柱を見上げて

s5-FH000001-02.jpg

工事が完了するまで気は抜けないのですが、昨日は棟が上がって、ものづくりをしている私たちにとっても、ホッと一息といった感じが持てました。
でも、昨日は日曜日でしたので、現場は今日も動いています。棟梁も朝から、昨日以降の調整や次の段取りをしていて、ホッと一息などといったら怒られそうです。
屋根に野地板を掛けきるまでは、雨による影響を少しでも受けたくありませんので、そこまでは一気に行きたいというところです。

s5-FH000008-02.jpg

建て主さんにとっては、最初の打ち合わせからの時間を考えれば、立体として目の前に「形」ができるという実感がようやく具体的に持たれたことでしょう。
ここが玄関で、ここが居間、食堂といった室内の大きさもようやく実感できる状況になったものと思われます。ショールームでご覧いただいていたキッチンや水廻り、ユニットバスなども具体的にここに納まるのかといった感じもつかみやすくなりました。キッチンは最終的には大工工事で造り付けにしていますが、その打ち合わせも屋根の下でできるようになります。

s5-FH000024-02.jpg

大黒柱はこの家のシンボルとなっています。当初、計画していたころよりだいぶ太くなってしまいました。必ずしもこれだけの太さが必要なわけではありませんが、これも山で建て主自らが伐採した木から採ったら、これだけの太さになったという一つの縁で実現したものです。
柱が太ければよいというわけではありませんが、太いからこその存在感、太いことはその中に詰まっている年輪を感じとれ、原木からの山の人たちの想いなども考え合わせると意味深く、太さそのものによって圧倒されるものがあります。
単純に「太〜い」という感じかたは、生活する住まい手にとっては無意識の中にあるものとして変わっていくことと思われますが、とても大きな存在になるのだろうと思います。

s4-FH010005-02.jpg

建て方直後には、柱の足元から上までを見通せますので、「伐られた木が再びここに立った」という感慨が毎回沸いてきます。
このときが「木の家づくりは町に森を再生すること」を直感的に感じられる時でもあるわけです。
[2010.03.29]
posted by 太郎丸 at 19:30| Comment(0) | 上尾の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。