2010年02月23日

コンクリートの圧縮強度試験の立会い(材令7日)

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耐圧版のコンクリート打設からちょうど7日目。打設時に採取したサンプルの圧縮試験に立ち会いました。試験は生コン工場に代行してもらう形ですので、生コン工場に出向くことになります。
今は気温も低いこともあり、供試体の保存も外部に置いておき、養生の条件としては悪い状態になっています。

3本の供試体をつぶします。
試験機に力がかかっていても初期段階では、見た目にはその力の状況は分かりません。完全に粉々に破壊するまで力をかけることはありませんが、ひび割れの状況は観察できます。
設計強度24N/mm2に対して強度の補正が行われていて、調合計画では33N/mm2となっています。
今日の試験では平均29.7N/mm2とすでに設計強度を超えた数値が出てしまいました。OKです。
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試験の立会い後に現場に立ち寄り養生の状況を見てきました。昨日打った立ち上がり部分には丁寧に保温材のはさまった養生シートで覆ってもらっています。
耐圧盤の上にもブルーシートが養生として敷き詰めています。先ほどの圧縮試験ですでに十分に強度が出ていることはわかりました。急激に水分が抜けることを避けるための対応です。次の作業までゆっくりとコンクリートを熟成させることになるでしょう。
  
余談です。品質の確認のためには生コンも規制や手続きが今でもいろいろと変更されているらしく、新年度(平成22年4月1日)からは、納品書にも調合表に記入した骨材等の配合量の記入が義務付けになるようです。製品の品質確保は最重要なことです。しかし、生コンに限らず、さまざまな場面で書類や手続きが要求される窮屈な状況になっているように感じなくもありません。こういったことは良いものづくりにつながる仕組みとして考えられてのことと思いますが・・・。

コンクリートの検査も第三者にしてもらうことが、最も客観的な評価ともなり、(財)建材試験センターなどがそういった窓口となっています。そこまではするかしないかはいろいろ判断も分かれるところでしょう。材料の品質確認は重要ですが、現場での施工法や養生の方法など品質に及ぼす影響のほうがはるかに大きな要素ですから、現場での意思疎通や段取りが躯体の品質確保には最も重要です。

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今回、生コン工場に伺い、工場も見せてもらい、いろいろ現場の話等も聞けたことはその信頼度を高めることになりました。彼らの作っている生コンに対する姿勢等も知ることができました。
第三者の検査は、むしろ生コン工場の方が依頼先として利用し、自社製品の品質を明示すうるたことに活用していると言います。これは、そのまま生コン製造者としての信用につながるわけです。
この記事を書いていて、(財)建材試験センターのHPを見ましたが、試験費用は代行で生コン工場に依頼するのとあまり変わりません。これは窓口が増えますが、試験に立ち会えない場合などには選択肢になるでしょう。
[2010.02.23]
posted by 太郎丸 at 18:45| Comment(0) | 上尾の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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