2010年02月12日

刻みは柱へ

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下小屋へ行ってきました。柱の刻みに入っています。
大黒柱や角の通し柱など急ピッチで刻みが進みます。刻みの手順は、まず土台からで、梁や桁などの横物がそれに続き、柱は最後という手順です。

今回は柱の本数も大変多くなっています。普通では間柱といえば下地を受ける程度の小断面のものですが、ここでは3.5寸幅で厚みも3寸近くあるものを使います。普通これは柱です。棟梁のこの提案で、籠のような粘りある骨組みができるはずです。これらの部材の加工はこれからですから、その量はまだまだ相当にあります。

2010_0212_0029s.jpg出隅の通し柱に貫を貫通させるのかどうか、保留にしていたことを打ち合わせました。外壁は大壁納まりになりますので、実際には柱を化粧として見せるかどうかは重要視する必要はありません。でも、ちょっと引っかかるものがあって保留としていたのでしたが。

一昨年Eディフェンスで行った実大試験の試験体の出隅柱では貫は貫通させていました。
貫通させた方が柱と貫との一体感は確実に高まることから構造的にも粘りが出て有利であることは十分に想像ができます。
また、この場合に、梁間と桁行で貫丈1枚分ずらしていますので、後からでも組み込み可能となりますので施工性も格段にあがります。
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入ってきた柱が思いのほかきれいなものでしたから、見えない面とはいえ貫穴を開けるのが忍びない気持ちもありました。しかし、雨掛かりのない状態にもなりますので粘りある架構の考え方を優先し、出隅柱でも貫を通しとすることで結論を出しました。

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刻みの終った梁や桁などの横架材

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[2010.02.12]
posted by 太郎丸 at 21:28| Comment(0) | 上尾の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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